穴釣りの基本と基礎 – Hole Fishing –

穴釣りの基本と基礎

穴釣りは、岩場・テトラポットなどに存在する「穴」に、餌(エサ)を落とし込み、根魚を中心とした魚類を釣り上げる方法だ。

根魚は季節に左右されない魚が多い、すなわち、穴釣りは、年中楽しむことができるゆえに、数多くのアングラーから高い人気を得ている釣法である。

このページでは「穴釣りの基本的知識」から「応用知識」までをシンプル(初心者向け)にまとめている。

是非、穴釣りを始めてみたいと思われる方は、参考にして欲しい。

そこで、レポ部では・・・
穴釣りの基本と基礎 -Hole fishing-
をレポートしたいと思う。
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穴釣りとは?

穴釣りとは、岩場・テトラポット・磯場・岩礁地帯に存在する「穴」に餌(エサ)を落とし込み釣る方法だ。

狙った穴に魚がいれば、高い確率で釣り上げることができ、年中、楽しむことができる。

主な対象魚としては、

  • カサゴ(ガシラ)
  • アイナメ
  • ハゼ
  • ベラ
  • メバル(ソイ)

など、ポイント(穴)に潜んでいる「根魚」を目的として釣り上げる。

穴釣りのポイント(岩礁地帯・テトラポットなど)は足場が不安定だ。ライフジャケットの着用はもちろん、足には滑りにくいシューズ(靴)を装備し、安全面を十分に確保でき次第、穴釣りに挑戦して欲しい。

釣れる場所

釣れる場所は、岩場・テトラポット・磯場・防波堤の溝・ストラクチャーの隙間などの「隙間」や「穴」をポイントとする。

小さな穴でも大きい穴でも気にせずに餌(エサ)を落とし込むことが穴釣りで釣果を得る秘訣だ。

好ポイントとなるのは以下の4つ。

  • 海底(ボトム)が見えない穴
  • 潮が集まっている穴
  • 海藻と障害物の間
  • 海藻と海藻の間

海底が見えない穴は、海底に餌(エサ)を落とし込み、餌(エサ)が宙吊りになるまでリールを巻いて待機する。すると、潮の流れに乗って餌(エサ)が移動し、潮の集まっている穴へと自動で餌(エサ)が誘導される。根魚は潮の終着点で流れ着いてくるプランクトンを狙っているために釣れる確立が高くなる。

海藻と障害物の間は、あまり知られていない好ポイント。

カサゴ(ガシラ)、メバル(ソイ)などの根魚は、海藻の隙間に隠れていることが多い。植物プランクトンが発生しやすい場所では、これらの魚達の絶好の住処となっており、海藻の間から顔を出しながら植物プランクトンを目当てとした獲物を狙っているのだ。

釣果を出すならば次々と穴場を見つけてチャレンジすることが大切。穴釣りはランガンフィッシングと言われていることから必然的に運動量も増える。疲労が溜まりやすい釣法なので危険と判断したら無理をせずに引き返すことが肝心だ。

釣れる時期、時間

冒頭でも解説した通り、穴釣りは、年中、釣ることができる釣法として有名だ。

先ほどレポートした「好ポイントの穴場」を見つけることができれば、釣れないことはない。

ただ、先行者がポイント[1]で穴釣りをしていた場合、ポイント[1]の穴には、根魚は存在しないだろう。

効率の良い穴釣りを行うならば、先行者の動向を探り、先行者の攻めていないポイント(穴)をアタックすることを頭に入れておいて欲しい。

穴釣りに適した時間は、

  • 朝マズメ後
  • 夕マズメ後
  • 潮が満ちているとき

朝マズメ、夕マズメには、餌(エサ)を確保するために、魚達の活性が上昇する。

沖に住んでいた根魚達は、岸近くに接岸し、餌(エサ)の確保へと夢中になる時間帯だ。

餌(エサ)の確保が終了すると、住処へと戻るわけだが、このときの住処は、元の住処だとは限らない。

テトラポットの新しい「穴」へと移住してくる魚も居れば、「沖」へと旅立っていく魚達も存在している。

ただ、根魚達は「好ポイントの穴場」に高確率で住み着くことから、穴釣り師から見る「マズメ」とは、”根魚達が好ポイントへと戻ってくる時合”として判断されている。

朝マズメ(後)、夕マズメ(後)は、「好ポイントの穴」に根魚達がリロード(補充)されるため、穴釣りに適した時合であることは間違いない。

夜中の穴釣りは危険である。絶対的に自信がある方でも、テトラポットなどの隙間(穴)に落ちてしまうと、重大な事故に繋がる。夜釣りの穴釣りに挑む場合は、チームで行動し、万が一、落下してしまった場合のために、「ライフジャケット」「ホイッスル」「ヘッドライト(耐衝撃・防水仕様)」「携帯ライト」「滑りにくいシューズ(靴)」「ヘルメット」を装備しつつ、安全面を徹底することが大切だ。ただ、自分の命は1つだけ。「釣り」と「命」ならば、誰しもが「命」を第一に考えることは確かだ。夜釣りは控え、日中の明るい時間を狙って、穴釣りを楽しんではいかがだろうか。

竿(ロッド)の選定

穴釣りでは”操作性の良い短い竿”を使う。

長い竿を使ってしまうと、身近にある穴に落とせなくなってしまうからだ。

4フィート~7フィート程の竿が良いだろう。

竿(ロッド)にはある程度の硬さが必要だ。

根魚がターゲットの穴釣りでは、魚が根に潜ってしまう場合がある。潜ってしまうと魚はエラを使ってブレーキを掛けて抵抗するのだ。潜られてしまうと釣り上げるのは厳しいと考えた方が良いだろう。

初心者で今から穴釣りを始めてみたいと思う方にオススメな竿はコチラ。

リールの選定

カサゴ・メバル・アイナメなどの根魚は、違和感を感じると根に潜ってしまう習性があるため、引き上げる際のリールパワーが重要となってくる。

その他のリールを選ぶ時の主なポイントは3つだ。

  • 軽さ(ランガン時に重いリールだと持ち運びに不便する)
  • 頑丈さ(根に潜った魚を引き出すときにゴリ巻きする場合がある)
  • ハイギア(釣果を求める方)  or ノーマル(魚との駆け引きを楽しみたい方)

この3つを意識して購入すると良いだろう。

テトラ帯を移動するために出来るだけ軽い物を選ぶことが大切だ。

リールの頑丈さも大切だ。

穴釣りでは根に潜られる場合が多く、強引なパワーファイトに持っていく場面も多々あるからだ。

その為にも、安物のパーツを使っているリールではなく、出来るだけ高めのパーツを使っている高価なリールを選ぼう。

釣果を求める方にはハイギアは必須だ。

魚にフッキングしてからは、魚が根に潜らないように素早く海面に出す必要がある。

ハイギアを使うことで魚の取り入れが早くなり楽になることは間違いないだろう。

魚とのファイトを楽しみたい方にはハイギア仕様はオススメしない。すぐに海面に上がってしまうからだ。駆け引きを楽しみたい方は、ノーマルタイプを選択しよう。

釣果を求める方にオススメな穴釣り用リールはコチラ。

魚との駆け引きを楽しみたい方にオススメな穴釣り用リールはコチラ。

糸(ライン)の選定

ラインは”フロロカーボンライン”を使おう。

フロロカーボンラインは”根ズレに強い”というメリットを持っている。

障害物に擦れてしまうことが多い穴釣りには適したラインと言えるだろう。

サイズは1.5号~2.0号と細くもなく、太くもないラインを選択しよう。

細すぎたラインを使用した場合は、障害物に擦れて切れてしまう可能性があるからだ。

ナイロンラインでも問題はない。ナイロンラインは安く海水に浸けると水を吸ってしなやかになることもメリットの一つだ。しかし、ナイロンラインは劣化が激しく、ラインの取り換えを頻繁にしなければならないことを覚悟しておこう。海水に浸けた部分のナイロンラインは切ってゴミ箱に捨てることが大切だ。放置しておくと使ってないナイロンラインまで海水が浸透し、使い物にならなくなってしまう可能性もあるからだ。

エサ、ワームの選択

穴釣りで使用する主なエサは以下の通りだ。

  • ゴカイ
  • 青イソメ
  • オキアミ
  • サバの切り身
  • サンマの切り身
  • etc

エサでも釣れることは確かだが、レポート部長がオススメしたいのは”ワーム”だ。

竿先でチョンチョンとアクションを加えるだけで簡単に釣れてしまうのだ。

穴釣りで、オススメのワームをいくつか紹介しよう。

Berkley Gulp! ベビーサーディン

アジングで数多くの実績を残している臭い付きワーム。

あまりにも釣れすぎるので「これはエサだ!」という意見までも出始めている。

怪しい臭いがアジを引き寄せるのか?!素晴らしい釣果を出してくれる。

数ある色の中でも「ピンク」はアジングユーザーからも高い評価を得ている。

アジングにも使えるがメバリング・ガシリング等にも釣果を発揮してくれるワームだ。

アジングビーム

2インチのアジングビームが3.5インチになって登場。

多くのリブを持たせた多関節ボディー。尻尾を軸としたプルプルアクション。

アジの吸い込みを良くするために頭から尻尾までがソフトな触り心地。

アミノ酸とシュリンプをベースとした集魚剤を配合しているので非常に釣りやすいワーム。

ピンクカラー・クリアカラーを中心にアジングユーザーから非常に高い評価を得ている。

ダイソーワーム

3

ダイソーで売られているピンテールタイプのワーム。

10個入りで100円と非常に安くで販売されている。

ダイソーワームに関しての情報は以下リンクを参考にしてほしい。

ダイソーワームはアジング、メバリング、ガシリングに最適!釣果抜群!
ガシリング、メバリングに最適! コストパフォーマンスも最高! 数々の釣法で釣果を発揮してくれると好評な"ダイソーワーム"についてレポートしてい...

ジグヘッドの選定

ジグヘッドにワームを付けるだけで簡単にオモリ付きワームが完成する。

針とオモリが一緒になっているので、セッティングが簡単なのだ。

穴釣りでは”1号~2号”のジグヘッドを使うのがオススメだ。

波が強い場所では2号を、比較的穏やかな海では1号と使い分けて使用してみてほしい。

月下美人 ライトジグヘッド

アジングなどのソルトルアーフィッシングにも使用可能。

コストパフォーマンスも最高。

夜光タイプなので、魚からもワームを見つけやすくなるだろう。

是非、使ってみてほしいジグヘッドの1つだ。

ジャングルジム スリーパー

根掛かりを回避できる針の形状を意識して製作されたジグヘッド。

使いやすくオススメのジグヘッドだ。

根魚を意識して釣る場合には、非常に使いやすいジグヘッドなのだ。

アクション

穴釣りでは派手なアクションは必要ない。

魚が住み着いていそうな穴にエサをたらして竿先でチョンチョンとアクションを加えるだけで魚がアタックしてくる。

生エサを使う場合

生エサを使う場合は頻繁にアクションを加えるのは逆効果になる場合がある。

過度なアクションはやめて、向こうから近づいてくるのを待ってみよう。

軽めにアクションを2回(チョンチョン)とアクション。その後の食わせのタイミングを長く取ることが重要だ。ニオイを嗅ぎつけて、隣の穴からエサを補食しにくる可能性があるからだ。30秒~40秒ほど待って反応がなければその穴に魚は居ないだろう。

ワームを使う場合

ワームの場合は生エサよりも食いが悪いことは確かだ。

その差を無くすためにもアクションとランガンで補っていく。

ワームを海底に沈めて10秒~20秒ほど待機する。反応がなければ違う穴を探してドンドンアタックしていくことが大切だ。ニオイがないので1つの穴に固執することは効率がよくないのだ。

穴釣りの合わせ方

穴釣りでは、明確な当たりは期待しない方が良いだろう。

ブルブルッ!と来たら竿を素早く上げて合わせを入れることが大切だ。

魚が掛かったと判断したら素早くリールを巻いて海面へ上げていく。

素早くリールを巻かないと根に潜られて出てこなくなるので注意が必要なのだ。

まとめ

穴釣りは”好条件の穴”さえ見つければ大物を狙えることは間違いない。

しかし、好条件の穴は人気で「先に釣られてしまった!」なんてことも珍しくないのだ。

いないと判断したら違う穴へ切り替えて、チャレンジしていくことが大切だ。

皆さんも是非、挑戦してみてほしい。